パルテム SZ工法 〔形成工法〕
パルテムSZ工法は、マンホールを利用して既設管渠内にSZライナーを引き込み、
空気と蒸気とでライナーを拡張・加熱して既設管渠の中に自立管を形成する工法です。
管内に形成されたSZパイプは、優れた耐久性、耐薬品性を有しています。
パルテム ホースライニング工法の特徴
- 強靭なFRP管(単独管)を既設管の中に形成
- SZライナーは既設管の中で硬化してFRP管になります。
SZパイプは、薄くても下水道用硬質塩化ビニル管と同等以上の単独管強度を有しています。
このような強靭なSZパイプで既設管の若返りを図ります。 - 新管と同等以上の流下能力
- SZ施工後は下水道管の内径は減少しますが、SZパイプの内面は平滑であり、
粗度係数は0.010以下ですので、施工後の流下能力は新管と同等以上と考えられます。 - コンパクトな設備で確実な施工
- SZ工法に使用する設備は、ボイラー、発電機、ポンプ、レッカーを除き非常にコンパクトです。
ボイラーなどは少し遠くに置いても施工できますので、
狭い場所や搬入路が確保しにくい場所でも施工が容易です。 - 本管と取付管とを単独管でつなぐSZ-B工法
- SZ-B工法は、ツバが付いたSZ-Bライナーで下水道管から取付管口(本管と取付管との接合部)と取付管とをライニングする取付管ライニング工法です。
硬化したSZ-Bパイプは単独管としての強度を有しています。
SZ-Bライナーには伸びのある材料を使用していますので、
曲管部でのシワを非常に小さくライニングできます。 - 安定した品質
- SZ工法用樹脂は下水道用に特別に開発されたものを使用していますので、
形成されたSZパイプは耐久性、耐薬品性に優れています。
また、SZライナーはきびしい品質管理のもとで生産されており、その品質は安定しています。
適用範囲

施工管の構造
A・・・円筒補強織物
B・・・保護クロス
C・・・拡張チューブ
D・・・熱硬化性樹脂シート
用途 | 下水道管渠、農業用水管、工業用水管、樋管等 |
---|---|
管種 | 鉄筋コンクリート管、陶管、鋼管、コンクリート管 |
口径 | 800㎜~3,000㎜(最大5,000) |
断面形状 | 円形、馬蹄形、矩形等 |
施工延長 | 標準施工延長50~100m (最大250mの実績あり) |
施工条件 | 下水供用中の施工が可能 (管径の15%以下) |
連絡先
連絡先 | 株式会社淺川組 (パルテム技術協会 会員) |
---|---|
住所 TEL/FAX |
〒640-8551 和歌山市小松原通三丁目69番地 担当:事業本部営業部 TEL:073-423-7161 FAX:073-436-3675 |